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ホイールのガリ傷をそのまま放置は危険!修理費用とDIY修理法を解説

ホイールをガリッとこすってできる傷を、「ガリ傷」といいます。ただのかすり傷にも見えるため、そのままにしていいのかどうか気になる方もいらっしゃるでしょう。傷が浅ければ、見栄えが悪くなる以外には特に支障はありませんが、傷が深い場合は、リムが歪むなど機能面にも影響が及んでいるおそれがあります。やはり安全のためには、しっかりとガリ傷を直すことが大切です。
この記事では、ホイールのガリ傷をそのままにするとどうなるか、ガリ傷をDIYで修理する方法、買い替えが必要なケースなどについて分かりやすく解説します。この記事を読んでいただくと、ガリ傷の疑問やお悩みを解消できますよ。

ホイールのガリ傷をそのまま放置は危険!修理費用とDIY修理法を解説

ホイールのガリ傷をそのままにするとどうなる?

大きな衝突事故を起こしたことがない方でも、「車道の縁石にこすったり乗り上げたりして、ホイールにガリ傷をつけてしまった」という経験がある方はいらっしゃると思います。「車体が接触しないように気を付けるあまり、ホイールまでは気が回らなかった」というミスは、誰にでも起こり得るものです。そういったホイールのガリ傷をそのままにしていると、どうなるのでしょうか?大半のガリ傷は、ホイールの「リム」という出っ張りの部分に生じます。

多少のガリ傷なら、そのままにしても見栄えが悪くなる以外の深刻な実害はありません。ですが、縁石など路上の突起物に乗り上げた場合や段差のある場所を勢いよく走行した場合は、リムに歪みが生じているおそれがあります。リムに歪みが生じると、ホイールとタイヤの間に隙間ができて、空気漏れしやすくなります。もし、空気漏れ状態のままで走行すると、「ハンドルがブレる」「ハンドルが重くなる」「タイヤがバーストする」などのトラブルが生じる可能性があり、とても危険です。走行時の安全のためにも、リムに歪みが生じるほどのガリ傷は、速やかに修理しましょう。

ホイールのガリ傷修理の費用相場

業者にホイールのガリ傷修理を依頼する場合の費用相場は、おおよそ次の通りです。
ホイール1本あたり・・・10,000円~25,000円ほど

自分で修理する場合は、道具代しか費用がかからないため、5,000円程度で済みます。ただし、ガリ傷が浅い場合に限ります。ガリ傷が深い場合は、自分で修理するのは無理があるため、業者に依頼しましょう。

ホイールのガリ傷はDIYで修理できる?

ホイールのガリ傷をDIYで修理できるかどうか、気になる方も多いと思います。
ここでは、ガリ傷をDIYで修理できるケースと、業者に依頼した方がよいケースについて解説します。

DIYで修理できるケース(ガリ傷が浅い)

DIYで修理できるのは、ガリ傷がごく浅い場合に限ります。

具体的には、以下のようなケースです。

  • すり傷のみで、歪み・へこみ・穴あきがない
  • 塗装面のみにすり傷があり、下の鋼板には傷みがない
  • 傷の深さが爪に引っかからない程度
  • 傷の範囲が狭い
  • ホイールに特殊な塗装が施されていない

DIYで修理できるガリ傷は、「すり傷程度」と覚えておきましょう。

業者に依頼した方がよいケース(ガリ傷が深い)

次に、ガリ傷が深いため業者に修理を依頼した方がよいケースをご紹介します。

具体的には次のようなケースです。

  • すり傷だけでなく、歪み・へこみ・穴あきがある
  • 塗装面だけでなく、中の鋼板にも痛みがある
  • 爪に引っかかるほど傷が深い
  • 傷の範囲が広い
  • ホイールに特殊な塗装が施されている

上記のような深いガリ傷の場合は、修理するのにパテ作業や溶接作業が必要になるため、DIYは困難です。単に作業が難しいというだけでなく、適切に修理しなければ走行時の安全に影響を及ぼす可能性があるため、修理のプロに依頼しましょう。

ホイールのガリ傷をDIYで修理する方法

浅いガリ傷であれば、DIYで修理することは十分可能です。
ここでは、ガリ傷をDIYで修理する方法をご紹介します。

用意するもの

  • コンパウンド(液状又はペースト状の研磨剤)
  • スポンジ又はタオル
  • 養生用のマスキングテープ
  • ホイールコーティング剤

 

修理の手順

  1. ガリ傷の周辺を水で洗浄し、タオルで拭く
  2. マスキングテープを使用し、ガリ傷の周辺に養生を施す
  3. スポンジ又はタオルにコンパウンド(研磨剤)をつけ、ガリ傷の部分を磨く
  4. ホイールコーティング剤を塗る

コンパウンドは、粒子の大きさが異なるものを複数用意してください。使用方法としては、粒子の小さいものから使い始めるのがポイントです。粒子が大きいものから使用すると、磨き傷がつくおそれがあるからです。

ホイールの買い替えが必要なケースとは?

ガリ傷の程度によっては、修理では対応できず買い替えが必要になるケースがあります。

次のような場合は、買い替えを検討してください。

  • ホイールにクラック(ヒビ割れ)がある
  • ホイールが歪んでいる

上記のような症状は、もはや「ガリ傷」とは呼べないレベルに至っています。走行時の安全性に深刻な影響を与えるおそれがあるため、ホイール自体の交換が必要です。

まとめ

以上、ホイールのガリ傷について解説いたしました。浅いガリ傷の場合は、そのままにしても特に支障はありませんが、リムに歪みが生じるほどの深いガリ傷は、走行時の安全性に影響を及ぼすおそれがあります。また、ガリ傷をDIYで修理できるのは、傷がごく浅い場合に限られます。もしガリ傷があればホイールに歪みが生じている可能性があるため、決してそのままにはせず、速やかに修理することが大切です。

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