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ホイールのツライチとは?メリット・デメリットや注意点をチェック!
みなさんは「ツライチ」という言葉をご存じでしょうか?
ツライチとは、ホイールをフェンダーにかろうじて収まる位置に調整し、車をカッコよく見せる手法です。
ツライチに極力近づけることが車をよりカッコよく見せるためのコツですが、方法を間違うとタイヤがフェンダーに干渉するなど問題が生じます。
失敗を避けるにはツライチの基礎知識を押さえておいた方がよいでしょう。
この記事では、ツライチの方法やツライチにする際の注意点などをご紹介します。
ツライチにして車をドレスアップしたい方はぜひ参考にしてくださいね!
ツライチとは?
「ツライチ」とは、ホイールをフェンダーからはみ出さないギリギリのラインに合わせて、車をカッコよく見せる手法を指します。
ツライチに調整する場合には車高を下げつつ太めのタイヤを装着し、車にワイド感を持たせるのが一般的です。
元々はレーシングカーがトレッド(タイヤが地面と接する部分)の幅を広げてコーナリング性能を強化するために始まったものですが、一般的には車を外面的な見映えをよくするために行なわれています。
ホイールをツライチにするメリット・デメリット
ツライチのメリット・デメリットをご紹介します。
- メリット
ツライチのメリットは何と言っても車の見映えがよくなることです。
「車高が低くて、ホイールやタイヤが太い」というスタイルを好む自動車愛好家は多く、ワイド感があってカッコいい見た目になります。 - デメリット
ホイールやタイヤのサイズが大きくなるので、ハンドル操作が重くなったり、走行中にハンドルを取られやすくなったりすることが主なデメリットです。
また、ホイールを太くし過ぎてフェンダーからはみ出てしまうと、保安基準に違反し車検に通らなくなるので注意が必要です。
ホイールをツライチにする方法
ホイールをツライチにする方法をご紹介します。
ホイールをツライチにするには、スペーサーを使うのが一般的です。
ハブボルト(ホイールを車体に固定するためのボルト)やホイールボルトにスペーサーを挟み込んで間隔を調整します。
フェンダーからタイヤがはみ出したり、逆に内側に入り過ぎないように、ホイールオフセットを参考にしつつ調整するのがポイントです。
ホイールオフセットとはホイールの幅の真ん中の線とホイールの装着面の距離のことです。
ホイールをツライチにする際の注意点
ホイールをツライチにする際の注意点を2つご紹介します。
どちらもツライチへのカスタマイズ時に必ず意識しておくべき重要ポイントです。
➀ホイールがフェンダーに干渉しないようにする
車高を低くし過ぎたり、元々車高が低い車でツライチにカスタマイズすると、ホイールがフェンダーに干渉して異音が生じる可能性があります。
この場合は干渉を防ぐために、フェンダーを部分的に削ったり、アライメント調整を行なう必要があります。
➁車検の保安基準に注意
ホイールを太くし過ぎてタイヤがフェンダーからはみ出してしまうと、保安基準に違反し車検に通らなくなります。
車検に合格するには最低限以下の条件が必要です。
- タイヤの上部がフェンダーからはみ出さないようにすること
- タイヤがフェンダーに干渉しないこと
タイヤとフェンダーの間には手の指が2本入るくらいのスペースは確保してください。
まとめ
ホイールのツライチについてご紹介しました。
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- ツライチとはホイールをフェンダーギリギリの線に合わせて車の見映えをよくすること
- ツライチの最大のメリットは自動車の見た目がカッコよくなること
- ホイールを太くし過ぎると異音の発生や車検に通らないなどの問題が生じるので注意が必要
ツライチにする際の注意点をよく踏まえた上で、あなたの愛車をカッコよくカスタマイズしてくださいね!
ツライチにする際には
- タイヤがフェンダーに干渉して異音が生じる
- タイヤがフェンダーからはみ出して車検の保安基準を満たさない
などの問題が生じる場合があります。
ホイールのカスタマイズを自分で行なうと思わぬ失敗の可能性がありますので、専門的な知識と技術を持つプロに依頼するのが安心です。
ホイールのトラブルやカスタマイズのことなら「トータルリペア カラー」にぜひご相談ください。
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