お役立ちコラムCOLUMN
人気のあるホイールと、その色とは
車のドレスアップには、まずホイールを交換という方が多いのではないでしょうか。
しかし立体的なデザインをしているため、実際に車に組み付けるまでそのホイールが自分の理想の印象になるかどうかわからないのもアルミホイールの特徴です。
ここでは、アルミホイールのデザインと色について、それぞれの特徴について説明しています。
アルミホイール選定の一助になれば幸いです。
アルミホイールを選ぶには
車をドレスアップしようと考えた時に、真っ先に思い浮かぶのは履いているホイールとタイヤの交換ではないでしょうか。
アルミホイールタイヤショップに行くと、さまざまなデザインと多彩な色を纏ったアルミホイールが並べられています。
ほとんどの方は経験が少なければいったいどんなホイールが自分の車に似合うのか、見当もつきません。
また実際に交換してみると自分の想像していたイメージにならずがっかりした経験をお持ちの方もいるでしょう。
アルミホイールにはどんな種類がある?
まずはホイールのデザインについて考えてみましょう。
ホイールには大きく分けて3つのタイプがあり、それは「スポーク」、「メッシュ」「ディッシュ」、と呼ばれています。
スポークはシンプルな柱がホイールの中心から外側にまっすぐ伸びているデザインで、軽量なこととブレーキの放熱性が良いことからスポーツタイプの車によく見られます。
メッシュはスポークがクロスして網目状になったデザインです。繊細かつ高級感があるのでセダンやミニバンなどに良く採用されています。
ディッシュはその名の通り皿のような円盤上のホイールで、強度が出しやすくSUVや大きな車に向いています。
ホイールは一体で成形された1ピースデザインが多くありますが、スポーク部分とリムが別の工程で製作してネジ止された2ピース、3ピースホイールがあります。
アルミホイールにはどんな色がある?
アルミホイールは素材の色であるシルバーが基本となります。
素材であるアルミは塗装ができるので、どのような色にも加工ができます。
市販されているホイールでは、シルバーが基調になり、スポーク部分がブラック、ガンメタリックやゴールドで塗装されたものが多くあります。
またホワイト、レッド、ブルーなどの物もお好みで選択でき、同じ色でもそれぞれの色に光沢、つや消しなど塗装方法による仕上がりでが印象の違いがあります。
また2ピース、3ピースホイールではスポーク部とリム部の色が違うツートーンとなり、さらに部分的に別の色を用いたワンポイントデザインも可能です。
車のタイプや色に合わせてホイールを選ぶ
機能を重視するならばスポークタイプをお勧めします。
前述したように軽量であることとブレーキの放熱が良いのでスポーツタイプの車に向いています。
またスポークとスポークの間から、ブレーキディスクとブレーキキャリパーが良く見えるので、そこを見せたい方には向いていますが、塗装したスポーク部分は目立たなくなります。
ボディカラーに関わらず選べるホイールです。
ホワイトやボディカラーに合わせたレッド、イエローなど派手目な塗装が似合うのもスポーツタイプならではでしょう。
高級感を出したいセダンやミニバンでは、メッシュタイプが良く選ばれます。
2ピースでスポーク部がゴールドやブラックでポリッシュ(つや出し)仕上げであれば、光の当たりかたにより光輝くので、さらに高級感が増すでしょう。
マメに磨いて光沢を保つ必要があり、ずぼらな人には向いていかないかもしれません。
ディスクタイプは金属の面が大きいのでどのような塗装色のホイールでも存在感があります。
空気抵抗が少ないメリットがありますが、比較的重量があるので走行性の向上は期待できません。
ボディカラーにつや消し塗装された車も増えてきました。
それらの車にはホイールもマット塗装されたディッシュタイプがお勧めです。
またSUVなどにもつや消しが良く似合います。ブラックは足元が締まって見えますが、比較的ホイールが小さく見える傾向があり、インチアップしたのにタイヤ自体が小さく見えると言ったことが起こります。
また、つや消しはブレーキの粉じんがホイールに付きやすいデメリットがあります。
ホイールによって印象や走行性が変わる
アルミホイールは車の見た目を大きく印象付けますが、実際に愛車に取り付けてみるまで本当の姿がわからないのが悩ましいところです。
最近はインターネットで購入することも多いタイヤとホイールですが、ホイールと愛車を別々に見ていてはなかなか取り付けたときのイメージができないので、出来ればタイヤショップにお願いして愛車の脇にホイールを置いて見ると良くイメージできるでしょう。
ネット上の写真と実際のホイールの印象が違う場合も多いので、それも考慮してできるだけ実物が見られると良いですね。
また同じデザインでもホイール径によって印象が変わる場合があります。
ホイールは4本セットで購入するため、決して安い買い物ではないので充分に検討してから購入しましょう。